業務領域

FIELD

三菱自動車エンジニアリングは
三菱自動車の開発領域に特化した、
エンジニアリング集団です。

当社は、三菱自動車唯一の直系エンジニアリング子会社として、開発領域に特化し、「技術力」で三菱自動車を支えている会社です。自動車開発におけるボデー、シャシ、内装、電子電装、用品・特装など幅広い分野に携わっており、それぞれの領域で培った固有の技術を活かし、各部門が連携することによって、開発者のクルマ創りへの想いをカタチにしています。

 
当社の役割

ROLE

三菱の自動車は「三菱自動車」と
三菱自動車エンジニアリング」との密接なコラボレーションによって
創られています。

開発構想を基に、実際に市販化に至るまで鍛え上げ、仕上げていくのが当社の役割。三菱製自動車は三菱自動車と三菱自動車エンジニアリングとの密接なコラボレーションによって創られています。クルマ創りのプロフェッショナルとして、自らの技術力向上に真摯に向き合い、“地に足のついた、信頼されるエンジニア集団”を目指します。

 
業務紹介

WORK

3つの部門に分かれて、クルマ創りを技術力で支えています

01 開発支援

01 DEVELOPMENT SUPPORT

開発に必要な情報収集やCADに関する技術支援など、さまざまな角度から開発業務を支援。



競合車や技術動向など開発情報の収集・分析をはじめ、CADデータの利用技術や品質改善など、クルマの開発に関するさまざまな支援業務を展開。また、開発確認用部品の試作や、設計に関わる情報の管理、計測機器の検査・管理なども行います。

 

開発支援技術部

クルマの開発に必要な市場情報の収集・分析をはじめ、ベンチマーク、他社調査、品質情報に関わるサポート、開発確認試作品や試験冶具の製作、計測機器の検査・管理などを行います。さまざまな角度から開発全体を支援します。
 


 

CAD 設計情報部

CADを利用したバーチャル試作技術やCAD設計技術スキルアップ、操作教育、設計情報の管理サポート、グローバルな地域への図面情報発信などを行います。また、開発におけるCADの活用において、設計業務の効率化や初期段階での品質確認などを支援します。
 

02 開発設計

02 DEVELOPMENT DESIGN

クルマを構成する部品やシステムに求められる機能・性能を満足させ、具体的な構造を決める。
 


ボデー・シャシ・用品など、さまざまな部品やシステムについて求められる機能・性能が満足するよう、各部門が連携してレイアウトや構造の検討を行い、図面として具現化します。さらにCAE解析や試験の結果を図面にフィードバックし、量産部品として固定するまでのプロセスを一貫して行います。

 

ボデー設計部

デザインや生産性を考慮し、安全性・機能性を満足するボデー、外装部品のレイアウト検討や構造設計を行います。求められたデザインと機能からクルマの第一印象に関わる部品を形にします。
 


 

シャシ設計部

クルマの運動性能(走る・曲がる・止まる)、騒音・振動性能に関する部品のレイアウト検討や構造設計を行います。クルマの操作性・安全性・剛性を求め、走りや音にこだわる部品を形にします。
 


 

内装設計部

上質な室内空間を実現するために、付加価値の高いインテリア部品の設計を行います。お客様が直接『見て・触れて・感じる』部品を形にします。
 


 

電子電装技術部

多機能化していくクルマの中で、ますます進化し、便利な利用環境を生み出す電子電装部品の設計を行います。さらに部品とシステムが車両に与える影響についての試験・評価・検証・改良も行います。
 


 

用品・特装技術部

クルマをより楽しく、より便利に、お客様の自由なニーズに応えられるように、機能性やファッション性の魅力を高める純正オプションパーツの検討や設計を行います。特別感を持てるクルマ創りを具現化します。
 

03 開発実験・CAE解析

03 DEVELOPMENT TESTING

さまざまな性能についての解析、試験で、設計内容の評価・検証、改良を行う。



お客様に「快適」「安全・安心」を提供できるよう、開発の早い段階から、走行性能・強度・耐久性・衝突安全など、さまざまな性能に対してのCAE解析、試験により、設計品質を高めていきます。

 

車両実験部

クルマの実用機能、走行性能、耐久性、使い勝手などお客様の立場に立ってバーチャルでの検討や試験車両での評価・改良を行います。安心、安全でお客様に満足いただけるクルマに仕上げます。
 


 

機能実験部

車体強度、振動・騒音、運動性能、冷却・熱害などクルマの基本各機能について開発初期からCAE解析、シミュレーションで性能予測の上、改良を盛り込み、車両や台上で各種の試験・評価を行います。
 


 

パワートレイン実験部

エンジン・トランスミッションなどパワートレイン系について、お客様が使用されるあらゆる環境条件を想定して耐久性や機能を評価・改良またはクルマとしての排ガス、燃費、電費、動力性能などの開発試験を行います。
 


 

安全実験部

全方位からの車両衝突、歩行者保護、横転時の車体強度、シートベルトやエアーバックによる乗員保護について開発初期からCAEを用い性能改良を図るとともに、各種の安全法規試験を実施し性能評価を行います。また、試験用の乗員ダミーや計測器を検定します。